リベリア首席医務官に隔離措置、補佐役死亡受け エボラ熱

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リベリアなど西アフリカでのエボラ出血熱死者数が3000人を超えた

リベリアなど西アフリカでのエボラ出血熱死者数が3000人を超えた

(CNN) エボラ出血熱の感染が深刻化するアフリカ西部リベリアの保健省当局者は28日までに、同省の首席医務官を21日間隔離する措置が講じられたと発表した。医務官の補佐役が25日、エボラ熱で死亡したことに伴う処置。

保健省本庁も消毒のため閉鎖されたが、26日に業務が再開された。

同省当局者によると、男性の補佐役には10日前ごろから症状が出始めたという。女性の首席医務官が補佐役と最後に接触したのは13日前だった。

世界保健機関(WHO)の声明によると、西アフリカ諸国で猛威を振るうエボラ熱による犠牲者は3083人に達した。感染者は6553人。ギニア、リベリアとシエラレオネの各保健省が今月23日までに示した数字に基づきまとめた。

リベリアのエレン・サーリーフ大統領は最近、国連での演説で同国のエボラ熱の犠牲者1700人以上のうち少なくとも85人は医療関係者であることを明らかにしていた。

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