ウクライナ大統領選 ポロシェンコ氏が勝利宣言、東部では選挙妨害も

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妨害を受けた東部の投票関連施設。マニュアルなどが焼かれたという

妨害を受けた東部の投票関連施設。マニュアルなどが焼かれたという

ドネツク州マリウポリでは当日、市内各所に大統領選のボイコットを呼び掛ける看板が掲げられた。同州スラビャンスクでは、市長を名乗る親ロシア派指導者のポノマリョフ氏が「投票した者は逮捕する」との警告を発した。

中央選管の発表によると、ドネツク、ルガンスクの東部2州を除いた午後3時時点の投票率は約38%だった。

欧州安保協力機構(OSCE)は史上最大となる900人規模の選挙監視団を同国へ派遣した。

ウクライナ暫定政権のトゥルチノフ大統領は声明で、「自由で透明な選挙が実施された」と宣言。「挑発や暴力にもかかわらず、何百万人もの国民が投票所へ足を運んだ。東部でも一部の勇気ある住民が投票を果たした」と述べた。

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