結婚を強要された6歳の少女、救済されて学校へ アフガン
米ウィスコンシン州ミルウォーキーで3人の子どもを育てながら、カブールとの間を行き来し、アフガン女性の救済活動に取り組んできた。
モトリーさんははすぐに地元の長老会議(ジルガ)の会合を手配し、ナグマさんを家族のもとへ帰した。タージさんの借金は、匿名の人物からの寄付で返すことができた。
「ナグマさんが6歳で結婚せずに済んだことはとてもうれしい。しかしそれだけにとどまらず、ナグマさんには教育を受けて成功してほしい」と、モトリーさんは話す。
国立音楽学校には孤児や貧しい子どもたちを受け入れる制度があり、ナグマさんとワクヒルさんも入学を認められている。
タージさんは「とてもいい学校だ。子どもたちをぜひ通わせたい」と目を細め、モトリーさんへの感謝の言葉を繰り返した。