アシアナ航空の操縦士は訓練半ば、教官役も初指導

滑走路に残された機体の残がい=6日

滑走路に残された機体の残がい=6日

操縦室の3人の話によると、事故機は着陸前、時速254キロの自動操縦に設定されていた。高度約60メートルまで降下した時点で、教官役パイロットが高度が低すぎることに気付き、着陸をやり直すため速度を上げようとしたが、操縦役のパイロットがすでにレバーを操作していた。

しかし加速は間に合わず、滑走路手前の護岸に車輪と尾翼をぶつけて胴体着陸した。機体が回転し、燃料タンクが破裂して火災が起きた。パイロット1人が肋骨(ろっこつ)を折り、客室後部の乗務員2人が滑走路に放り出されるなど、乗員にも負傷者が出た。

乗客の多くは脱出したが、2人が死亡、182人が病院へ運ばれた。

NTSBが事故直後から詳細な情報を発表していることに対し、パイロット組合(ALPA)は9日、「脈絡のない不完全な情報を流すことで、事故原因を巡る憶測を呼んでいる」と抗議する声明を出した。

ハースマン委員長はこれに対し、「透明性のある情報公開が重要。誤った情報が広まるのを防ぐためにも、事実に基づく正しい情報を示すべきだ」と主張した。同委員長は一方、この日の記者会見で原因解明にはまだ時間がかかると述べ、「皆さんも憶測は控えてほしい」と呼び掛けた。

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