砂糖入り飲料による肥満関連の死者、世界で年間18万人 米研究

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砂糖入り飲料が原因とみられる米国の死者は2万5000人で、肥満関連の死者全体に占める割合は45歳以下の若年層で最も高く、約1割に達した。

チームの研究者は、「砂糖入り飲料による死亡例のうち4分の3近くを、低所得国と中所得国が占める。富裕国だけの問題ではない」と強調する。

この研究に対し、米飲料業業界(ABA)は「世間の注目を集めるのが目的で科学とはいえない」と批判する声明を発表。飲料の摂取量と慢性疾患による死亡例を結びつけるのは論理の飛躍だと主張している。

AHAは最近、一部の研究で砂糖の摂取と心臓病の関連を示す結果が出ているとの認識を示し、心臓病予防のために1日の砂糖摂取量を女性は100キロカロリー以内、男性は150キロカロリー以内に抑えるべきだとする指針を発表した。360ミリリットルの炭酸飲料には、約140キロカロリーの砂糖が含まれている。

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