アルジェリア人質事件、救出作戦で12人死亡か

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フランス軍の装備を輸送してきた英空軍=マリ、英国防省提供

フランス軍の装備を輸送してきた英空軍=マリ、英国防省提供

この事件では同国東部イナメナスにある英石油大手BPの天然ガス関連施設が16日にイスラム武装勢力に襲撃され、アルジェリア人と外国人が人質に なった。16日の時点でアルジェリア人1人と英国人1人が死亡。襲撃は、フランスがマリに軍事介入したことに対する報復とみられる。

また、アルジェリアのラジオ局によると、アルジェリア軍は現場から走り去ろうとしていた車を銃撃し、付近でも大規模な衝突が発生。米当局者は17日、情報収集のため、施設上空に無人戦闘機を飛ばしていることを明らかにした。

米国務省当局者は、人質の一部は爆弾を仕掛けたベストを着せられていると語った。

報道によれば、フランス人看護師1人が解放されたとの情報もある。また、アイルランド首相は、アイルランド人男性1人が解放され、既に家族とも連絡を取ったと発表した。アイルランド男性は乗っていた車がアルジェリア軍に攻撃された際に、手を縛られて口にテープをはられ、首に爆弾を巻きつけられたままの状態で自力で脱出したという。他の4台の車は完全に爆破されてしまったという。

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