イスラエルとハマスの衝突激化、双方に死者

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ガザ(CNN) パレスチナ自治区ガザとイスラエルの間で始まったロケット弾などによる攻撃の応酬は15日も続き、イスラエルで3人、パレスチナで18人の死亡が伝えられた。国際社会では、衝突の拡大によりイスラエルが地上戦に踏み切る恐れもあるとの懸念が強まっている。

イスラエル国防軍(IDF)によると、ガザからイスラエルに向けて発射されたロケット弾は、14日からの2日間で少なくとも300発に上り、ロケット弾迎撃システム「アイアンドーム」で130発を撃破した。一方、パレスチナを支配するイスラム組織ハマスの軍事部門「カッサム旅団」は短文投稿サイトのツイッターで、イスラエルに向けて527発を撃ち込んだと述べている。

ロケット弾のうち1発は、イスラエルのテルアビブ南部にある人口約20万人の都市の近郊に着弾したという。また、テルアビブにある国防省の建物の内外でも空襲警報が鳴り、職員らが一時避難した。同国のネタニヤフ首相も当時、この建物にいたという。国防省から遠く離れた場所で、爆発音が聞こえた。

一方、イスラエルはガザの「テロ拠点」300カ所以上を攻撃し、「パレスチナのテロ組織に多大なダメージを与えた」と発表。標的としたのはガザにある中長距離ロケット発射場とインフラ施設で、海軍もガザ沿岸の標的を攻撃したとしている。

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