伊地震学者らの有罪判決に反発 予知委トップなど2人が辞任

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(CNN) イタリア中部ラクイラで2009年に300人以上の死者を出した地震の発生を事前に警告できなかったとして、過失致死罪に問われた地震学者ら7人が有罪となったことに対し、国内外の科学界が強く反発している。

判決が言い渡された翌日の23日、同国政府の諮問機関、大規模災害リスク予知・予防委員会のマイアニ委員長が辞任した。物理学者の同氏は当局を通し、この判決が出たことで委員会は明確かつ有効な機能を果たすことができなくなったと抗議するコメントを出した。

市民保護局(DPC)によると、さらにもう1人、地震の危険性を監視している部門の責任者も辞意を表明し、別ポストへの異動が決まった。

判決を巡っては、国外の専門家からも抗議の声が上がっている。米カリフォルニア大学リバーサイド校の地球科学者、デービッド・オグルスビー准教授は「科学者がうまく予想できなかったからといってこうして個人的に法的責任を負わされるとしたら、あえて危険を冒す科学者などいなくなる」と話す。

同氏はまた、犠牲者の遺族らの悲しみは理解できるが「誠実な科学者たちを有罪にしたところで何の役にも立たない。それどころか、将来命を救うことになる研究の進展を妨げかねない」と警告する。

英地質調査所(BGS)幹部のロジャー・マソン氏もツイッターでのコメントで「自分の研究分野で科学的な意見を述べた結果、投獄される可能性があるというのは恐ろしいことだ」と述べた。

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