乗客のバッテリーが発火 機内に煙、旅客機が緊急着陸 米デルタ航空

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デルタ航空の旅客機で乗客のリチウムイオンバッテリーが発火する事故があった

デルタ航空の旅客機で乗客のリチウムイオンバッテリーが発火する事故があった

(CNN) 米ジョージア州アトランタからフロリダ州フォートローダーデールに向かっていたデルタ航空の旅客機(ボーイング757型機)で7日、乗客のリチウムイオンバッテリーが発火する事故があり、同機は行き先を変更してフロリダ州フォートマイアーズに緊急着陸した。デルタ航空によると、負傷者は報告されていない。

米連邦航空局(FAA)によると、同機の乗務員から機内での発煙の通報があった。同機には191人が搭乗していた。

発火したのは乗客の私物のバッテリーと思われ、客室乗務員がすぐに火を消し止めて、操縦士は手順に従って行き先を変更した。

リチウムイオンバッテリー搭載の電子機器は、預け荷物に入れることも機内に持ち込むことも認められている。ただし予備のバッテリーは機内持ち込み荷物に入れなければならない。

航空無線サイト「ライブATC」によると、操縦士はフォートマイアーズ空港の消防隊に、「煙と発火はリチウム電池が原因と思われる」「バックパックは耐火バッグに格納した。現時点で機内に煙はなく、火災も発生していない」と伝えていた。

航空機には、発火したバッテリーを収納して着陸まで隔離できる耐火バッグが常備されている。

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