小型機が海上に墜落、6人死亡 米サンディエゴ
(CNN) 米連邦航空局(FAA)は9日、小型機が米カリフォルニア州サンディエゴの沖合に墜落し、搭乗していた6人が死亡したと発表した。
操縦士1人と乗客5人を乗せたセスナ414型機は8日午後、サンディエゴ国際空港を離陸した直後に太平洋に墜落した。
航空管制傍受サイト「LiveATC.net」が公開した交信記録によると、離陸から約5分後、操縦士が緊急信号を発し、針路と上昇の維持に苦慮していると管制官に伝えていた。管制官は、近くのノースアイランド海軍航空基地への着陸を指示していた。
飛行追跡サイト「ADS―B Exchange」によると、同機は8日午後0時25分ごろ離陸し、最大高度が約640メートルにとどまった後、左旋回を2度繰り返したという。
墜落の状況は不明で、米国家運輸安全委員会(NTSB)が原因を調べている。沿岸警備隊は残骸の捜索を続けている。