容疑者の妻と子どもを移民当局が拘束、親イスラエルのデモ襲撃事件 米コロラド州

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標識にイスラエル国旗が設置された米コロラド州の街路で警察が襲撃事件を捜査する様子/Eli Imadali/AFP/Getty Images

標識にイスラエル国旗が設置された米コロラド州の街路で警察が襲撃事件を捜査する様子/Eli Imadali/AFP/Getty Images

(CNN) 米コロラド州で親イスラエルのデモ参加者が襲撃された事件に関連して、逮捕された容疑者の家族が移民税関捜査局(ICE)に拘束された。米国土安全保障省が3日、CNNに明らかにした。

エジプト国籍のモハメド・ソリマン容疑者は1日、手製の火炎放射器や火炎瓶で親イスラエルのデモ参加者を襲撃したとして、殺人未遂などの容疑で逮捕された。

裁判書面によると、同容疑者には妻と5人の子どもがいる。この6人の米在留資格は不明。現在はコロラド州フローレンスの施設で留置されている。

国土安全保障省のクリスティ・ノーム長官は3日、「コロラド州ボールダーのテロ容疑者で不法外国人のモハメド・ソリマンの家族をICEの施設に連行した」と述べ、家族が襲撃のことを知っていたか、あるいは襲撃に加担していたかどうかを連邦当局が捜査中と言い添えた。

ソリマン容疑者は調べに対し、自分が計画していた襲撃のことは誰も知らなかったと話し、妻にも家族にも話したことはないと供述したとされる。

国務省のマルコ・ルビオ長官は2日、「ビザで滞在しているテロリストとその家族、テロリストのシンパは思い知るがいい。トランプ政権の下、我々はお前を見つけ出し、ビザを取り消し、国外追放する」とSNSに書き込んだ。

この事件では25~88歳の12人が負傷した。関係者によると、重いやけどを負った夫婦は3日現在も入院しているという。

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