共和バンス陣営、討論会のパフォーマンスを称賛 冷静で自制心ある人物と打ち出す
(CNN) 11月の米大統領選で、民主党の副大統領候補ティム・ウォルズ・ミネソタ州知事と、共和党の副大統領候補J・D・バンス上院議員による討論会が1日(日本時間2日)、CBSニュースの主催で開催され、バンス氏のチームはすでにこの討論会での同氏のパフォーマンスを称賛している。
バンス氏の目標は、これまでの選挙活動で見せてきた攻撃的なイメージよりも冷静で自制心のある人物として自身を描き、同時にウォルズ氏を守勢に追い込むことだった。バンス氏に近い人物がCNNに語ったところによると、陣営はバンス氏がこれに成功したと感じている。
バンス氏のチームは長い間、同氏が頻繁に質問を受けたり、同氏らが「敵対的」と呼ぶメディアのインタビューに応じたりすることは、バンス氏の政治的な立場に対する攻撃に答える準備をする最良の方法だと主張してきた。
CNNは以前、バンス氏の討論会での主な目標はウォルズ氏の実績をつつき、ウォルズ氏の親しみやすいイメージを損なうことだったと報じた。
バンス氏とチームは過去数カ月にわたり、ウォルズ氏の映像を詳細に研究。ウォルズ氏が厳しい質問に答えるのは避け、話題を変えようとすると予想していた。
バンス氏に近い関係者らは、同氏がウォルズ氏を問題となっているテーマに立ち戻らせることができたとし、それが重要な勝利だったと主張した。