米海軍駆逐艦、イランのミサイルを迎撃 米国防総省発表
(CNN) 米国防総省のパット・ライダー報道官は1日、イランがイスラエルに向けて発射したミサイルに対し、米海軍の駆逐艦が数十発の迎撃ミサイルを発射したことを明らかにした。
米軍は現在、誘導ミサイル駆逐艦「アーレイバーク」「コール」「バルクリー」の3隻を地中海東部に展開させている。ライダー報道官によると、今回かかわったのはバルクリーとコールだった。
ライダー報道官はまた、イランの攻撃に関して米国のロイド・オースティン国防長官が1日にイスラエルのヨアブ・ガラント国防相と2度目の会談を行ったことを明らかにした。
国防長官は会談の中で「イスラエルの防衛に対する米国の揺るぎない尽力を再確認するとともに、米軍を守り、イランやイランを後ろ盾とするテロ組織の脅威に直面しているイスラエルを防衛するため、米国が中東全域で万全の態勢を維持していることを確認した」とライダー報道官は説明している。
米駆逐艦は4月13日にもイランの弾道ミサイルやドローンを迎撃し、イスラエルに向けて発射されたミサイル数発を撃墜していた。