米空母、台湾東沖で日米共同訓練を主導 中東とアジアの両立誇示

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演習で飛行する米海軍の航空機=1月31日、フィリピン海/US Navy

演習で飛行する米海軍の航空機=1月31日、フィリピン海/US Navy

ソウル(CNN) 台湾東沖のフィリピン海で今週、米空母2隻を含む日米の軍艦十数隻が軍事力を誇示した。

専門家は今回の共同演習について、米海軍は中東で敵対行為に直面する中でも、中国との緊張が続くアジアの幅広い海域で不測の事態に対応する能力があるということを示すものだと指摘する。

演習には米海軍の空母「カール・ビンソン」や「セオドア・ルーズベルト」に加え、海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いせ」や米軍の誘導ミサイル駆逐艦7隻、米軍の巡洋艦2隻が参加した。

カール・ビンソンを中心とする第1空母打撃群のサルディエロ司令官は声明で、「米国と日本はインド太平洋地域における互いの安全保障上の利益を支えるため、大型甲板の海軍力を即時集結させる比類ない能力を持つ」と指摘した。

米海軍の声明によると、参加した十数隻は「防衛演習や海洋監視、クロスデッキ訓練(相互の艦船を使用する訓練)、独自の高度戦闘能力を促進するための戦術機動」を実施した。

自衛隊の声明によると、演習は1月29日~2月1日の日程で行われる。

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