指名争いから撤退の共和党議員、トランプ氏を支持 ニューハンプシャー州予備選を前に

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選挙集会でトランプ氏(右)と共に登壇し、演説するティム・スコット上院議員/Chip Somodevilla/Getty Images

選挙集会でトランプ氏(右)と共に登壇し、演説するティム・スコット上院議員/Chip Somodevilla/Getty Images

(CNN) 米共和党の大統領候補指名争いから撤退したティム・スコット上院議員(サウスカロライナ州選出)が19日、ニューハンプシャー州でトランプ前大統領への支持を表明した。

スコット氏は同州コンコードでの選挙イベントにトランプ氏と登壇。「我々には今すぐ南部国境を閉鎖する大統領が必要。ドナルド・トランプが必要だ」と訴えた。

さらに「我が国を結束させる大統領が必要」「あなたや私の母親の社会保障を守る大統領が必要だ」とも述べ、トランプ氏への支持を重ねて訴えた。

2012年にスコット氏を上院議員に指名したのは当時サウスカロライナ州知事だったニッキー・ヘイリー氏であり、今回の支持表明は同郷のヘイリー氏にとって打撃となる。党内に君臨するトランプ氏の圧倒的な存在感を改めて示した格好だ。

トランプ氏は壇上でスコット氏を紹介した際、スコット氏から支持を伝えられたのは2日前だったと明かした。

支持公表を遅らせた判断からは、トランプ氏がスコット氏の支持をいかに重要視しているかがうかがえる。ニューハンプシャー州予備選前の最終盤に大々的に支持を発表したかった思惑も透ける。

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