追跡するハマスのガザ最高指導者の「余命あとわずか」、米政府高官

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イスラエルからハマスによる大規模奇襲の「首謀者」と目されているヤヒヤ・シンワル氏/Mahmud Hams/AFP/Getty Images/FILE

イスラエルからハマスによる大規模奇襲の「首謀者」と目されているヤヒヤ・シンワル氏/Mahmud Hams/AFP/Getty Images/FILE

(CNN) 米政府高官は16日までに、イスラエルが行方を追って抹消(まっしょう)を狙うパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織「ハマス」の最高指導者ヤヒヤ・シンワル氏について、「彼の余命は残りわずか」との見方を示した。

「彼の命は尽き始めていると言ってもよい。(捕まえるのに)長くかかろうと問題ではない」と断じた。「シンワル(氏)には天罰が下るだろう」とも続けた。サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)がイスラエルを訪れ、政府当局者と会談した後に述べた。

イスラエルは、ハマスが今年10月7日にイスラエルへ仕掛けた大規模奇襲でシンワル氏を「首謀者」とみている。

最近ではガザ南部ハンユニスにある自宅をイスラエル軍が包囲してもいたが、家内にはいなかったことが判明。ガザ地区の地下に潜伏しているとの判断も示していた。

米ホワイトハウスによると、サリバン氏はイスラエル訪問時にガザでの軍事作戦の詳細について説明を受けた。説明された内容には「目的や段階に応じた計画、ハマスの残存勢力を掃討する上で時間の経過に応じて軍事力行使の強度を高度から低度へ移行させるための条件設定」などが含まれたとした。

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