屋久島沖の米軍オスプレイ墜落、空軍兵士1人の遺体回収 米空軍が発表

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海上に浮かぶ墜落したオスプレイのものとみられる残骸/Japan Coast Guard/Reuters

海上に浮かぶ墜落したオスプレイのものとみられる残骸/Japan Coast Guard/Reuters

ワシントン(CNN) 鹿児島県・屋久島沖で11月29日に米軍特殊作戦機「CV22Bオスプレイ」が墜落した事故で、米軍は12月1日、同機に搭乗していた空軍兵士1人の遺体を回収したと発表した。

残り7人は行方不明の状態だとした。

米国防総省のシン副報道官は同日、日本に配備されたV22オスプレイ全機を対象に整備と安全点検を行っていると説明。墜落機が所属していた部隊は、「現在飛行任務を行っていない」と述べた。

その上で、日本側と事故に関する情報共有を既に開始したと明らかにした。今後も時宜を得た透明性の高いやり方で情報を共有し続けるとも約束した。

米空軍の報道向け発表によると、現行の捜索・救助活動は「上空と海上、海中、屋久島付近の海岸線」を対象に実施。海上保安庁や自衛隊、米太平洋空軍、米太平洋艦隊、米太平洋海兵隊などが参加している。

米空軍は当初、当該のオスプレイについて、11月29日に「通常の訓練任務」に就いていたところ「事故」に遭ったと述べていた。墜落の原因は依然として調査中。

シン副報道官は12月1日、「我が軍の要員と日本の地域社会の安全が、米国にとっての最優先事項だ」「米国はあらゆる飛行、あらゆる作戦を実施するに当たり、全ての安全対策を講じている」と述べた。

オスプレイを巡っては機械上、運用上の問題で要員が死亡する事故が1992年から起きている。

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