米下院、共和党サントス議員を除名処分に 倫理規定違反で

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経歴詐称疑惑などが発覚していた共和党のサントス議員を米下院が除名処分にした/Joe Raedle/Getty Images

経歴詐称疑惑などが発覚していた共和党のサントス議員を米下院が除名処分にした/Joe Raedle/Getty Images

(CNN) 米連邦議会下院は1日、採決の結果に従い、共和党のジョージ・サントス下院議員(ニューヨーク州選出)を倫理規定違反で除名した。これまで下院で除名処分となったのは同氏を含め6人のみ。

サントス氏を巡っては選挙資金関連法の違反や利益相反に関する連邦法違反、経歴の一部詐称といった疑惑が発覚しており、連邦検察が刑事訴追する事態となっている。

議員の除名が成立するには、下院で3分の2の賛成票を必要とする。

ジョンソン下院議長は採決の結果、共和党議員105人を含む311人の下院議員がサントス氏の除名に賛成票を投じたと発表した。反対は114人。この他「出席」と書いて投票した議員が2人いた。

ジョンソン氏を含む下院共和党の指導部4人は全員が除名への反対票を投じた。

ある元下院議員によると、除名は行政上、議員が死亡または辞任した場合の「空席」と同様に処理される。

この後下院がニューヨーク州のホークル知事に対し、同州の選挙区に空席ができたことを通知。同知事がサントス氏に代わる議員を決める補選の日程を決めることになる。

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