ウォルマート銃撃、容疑者は近隣在住の20歳男 被害者1人が重体

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銃撃事件の現場に出動した警察=20日、米オハイオ州デイトン近郊/Alisha Ring

銃撃事件の現場に出動した警察=20日、米オハイオ州デイトン近郊/Alisha Ring

(CNN) 米オハイオ州デイトン近郊の都市ビーバークリークのスーパー「ウォルマート」での銃撃事件で自殺した容疑者は、デイトン市内在住の男(20)と判明した。

ビーバークリーク警察の幹部が21日の記者会見で語った。

警察によると、容疑者は20日午後8時35分ごろ、デイトンの東約16キロに位置するウォルマートの店舗に侵入。被害者4人を撃った後、銃で自殺した。

目撃者らの話によれば、半自動小銃を持って店内を歩き回り、無差別に発砲したとみられる。ただし出動した警官への銃撃はなかった。

負傷したのは男性1人と女性3人で、体中に撃たれた痕があり、このうち1人が重体。残る3人の容体は安定している。

この店舗では10年前、店頭の空気銃を手に取っていた黒人の男性が警官に射殺される事件が起き、抗議の声が上がった。

銃暴力に関するデータを収集する非営利団体「ガン・バイオレンス・アーカイブ」によると、今年これまでに米国内で起きた銃乱射事件は少なくとも609件。同団体やCNNは、銃撃した本人以外に4人以上が撃たれた事件を銃乱射事件と定義している。

約1年前にはバージニア州チェサピークのウォルマートで銃乱射事件が発生し、6人が死亡した。

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