ペロシ前米下院議長宅への襲撃事件、被告に有罪評決

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デービッド・デパピ容疑者/Michael Short/San Francisco Chronicle/AP/File

デービッド・デパピ容疑者/Michael Short/San Francisco Chronicle/AP/File

(CNN) 米連邦地裁の陪審は16日、昨年10月にペロシ前下院議長のサンフランシスコの自宅に侵入し、同氏の夫を襲撃した罪に問われたデービッド・デパピ被告に有罪評決を下した。

被告は連邦当局者の近親者に対する襲撃並びに当局者の拉致未遂の罪状で有罪となった。それぞれの罪に対し、最大で30年、20年の禁錮刑を言い渡される可能性がある。

評決を受けたデパピ被告は、目に見える反応を示さなかった。裁判は被告と被害者のポール氏による証言に大きな注目が集まっていた。

評決後の声明で、ペロシ氏の広報担当者はポール氏が今週法廷で「尋常ではない落ち着きと勇気」を示したと指摘。ただ今後の裁判所の手続きを考慮して、家族からのこれ以上のコメントは控えると述べた。

検察側はペロシ氏の自宅に侵入したデパピ被告について、「ナンシー・ペロシ氏を誘拐して人質にとる凶悪な計画」を立てていたと糾弾した。

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