米沿岸警備隊、深海で圧壊した潜水艇タイタンの残骸回収 内部に遺体か

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沿岸警備隊の技術者が調査に当たる様子/Chief Warrant Officer Melissa Le/US Coast Guard/NTSB

沿岸警備隊の技術者が調査に当たる様子/Chief Warrant Officer Melissa Le/US Coast Guard/NTSB

(CNN) 今年6月、海底に沈んだ豪華客船タイタニック号の見学に向かう途中で圧壊した潜水艇「タイタン」の残る残骸がこのほど回収され、遺体と思われるものが見つかった。米沿岸警備隊が10日に発表した。

潜水艇タイタンはミニバンほどの大きさで、潜水を始めて約1時間45分後に母船との連絡が途絶え、乗客5人全員が死亡した。

発表によると、北大西洋の海底に残っていた残骸は先週、沿岸警備隊の海洋調査委員会が回収し、米国の港に運んだ。

遺体と思われるものは、米国の医療専門家による調査を行うため、残骸から慎重に収容して米国に搬送したとしている。

海洋調査委員会は、米国家運輸安全委員会(NTSB)や各国の調査機関と連携して回収した残骸の「合同証拠検証」を行い、鑑識・科学捜査の次の段階について決定する。

この事故に関する公聴会を前に、証拠の分析や証人からの聞き取りも続ける予定。

6月18日に起きたタイタンの事故は、世界が注目する中で大掛かりな捜索が行われ、当局が同月22日、タイタンで「壊滅的な圧壊」が起きていたことを確認した。

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