健康不安視される米共和党上院トップ、執務継続に「問題なし」 議会医師が見解

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共和党上院トップのマコネル院内総務/Kevin Lamarque/Reuters

共和党上院トップのマコネル院内総務/Kevin Lamarque/Reuters

(CNN) 米共和党上院トップのマコネル院内総務が記者からの質問に反応を返さず固まった様子が見られたことを受けて、議会の医師は8月31日、執務の継続に問題はないとの見解を示した。

81歳のマコネル氏は前日の会見時に30秒ほど固まった。公の場で同様の状態となったのは1カ月あまりで2回目。

マコネル氏を診察した連邦議会の医師ブライアン・モナハン氏は、「予定通り執務を続けるのに医学的な問題がないことをマコネル氏に伝えた」との声明をマコネル氏の事務所を通じて出した。

さらに「脳震とうからの回復過程で時々ふらつくことは珍しいことではなく、脱水症状によるものであることも考えられる」と説明した。マコネル氏の事務所は以前、同氏の固まった様子はふらつきと脱水によるものとしていた。

2007年から上院共和党のトップを務めているマコネル氏は、来年末まで現職にとどまる意向を繰り返し示している。だが25年からの次期議会で院内総務に立候補するかどうかについての質問は一貫してはぐらかしてきた。

情報筋によると、今回の件を受けて一部の共和党員の間では指導体制についての話し合いを持とうとする動きがあるという。

マコネル氏は今年3月にワシントンのホテルで転倒して脳震とうを起こし、あばら骨も骨折。その後復帰したが、最近は健康状態を疑問視されている。

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