カーター元大統領夫人が認知症の診断受ける 95歳

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カーター元米大統領の妻ロザリンさん(95)が認知症と診断された/Mark Humphrey/AP

カーター元米大統領の妻ロザリンさん(95)が認知症と診断された/Mark Humphrey/AP

ワシントン(CNN) カーター元米大統領(98)の妻、ロザリンさん(95)が認知症と診断されたことが分かった。カーター氏が設立したNPO「カーター・センター」を通し、家族が公表した。

カーター・センターが30日に発表したところによると、ロザリンさんは今も夫とともに自宅で、外の自然や親族の訪問を楽しみに暮らしているという。同センターは、今後さらに詳細を発表する予定はないと述べた。

ロザリンさんはカーター氏の在任中、ファーストレディーとして心の健康の問題に取り組み、大統領諮問委員会を設立。国内外を精力的に回り、精神疾患への偏見をなくそうと訴えた。

カーター氏は近年、入退院を繰り返していたが、今年2月以降は自宅でホスピスケアを受けている。

ホワイトハウスのジャンピエール報道官は30日、バイデン大統領夫妻がカーター氏の担当チームと連絡を取り続けていると述べた。

カーター氏の功績をたたえ、夫妻の地元ジョージア州で先週開かれたイベントでは、孫のジェイソン・カーター氏が、祖父母は自宅で最期の日々をともに過ごしていると報告。夫妻はもう70年以上一緒にいると指摘し、これが最善の過ごし方だと話していた。

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