自殺した43歳の容疑者、別の学校襲撃も計画か 米ミシガン州立大銃撃事件
「窓の向こう側に1人の男子がいて、窓から飛び降りた人たちを受け止めていた。彼はそこに立ち、命がけでみんなを受け止めていた」とパプリアスさんは証言する。「私は地面に足が付くと走り始めた。所持品などどうでもよかった。ただ自分の命が助かることだけを考えた。窓から飛び降りると全速力で走った」
大学警察によると、死亡したのは3年生のアリエル・アンダーソンさん、2年生のブライアン・フレイザーさん、3年生のアレキサンドリア・バーナーさんの3人。病院で重体となっている5人の身元は公表されていない。
殺害されたアレキサンドリア・バーナーさん/Clawson Public Schools
銃暴力のデータを収集する米NPO「ガン・バイオレンス・アーカイブ(GVA)」によると、米国で4人以上の犠牲者が出た銃撃事件は、今年に入ってこれで67件目だった。
捜査する警察=14日、米ミシガン州立大学/Nick King/Lansing State Journal/USA Today
CNNの集計によれば、今年に入って学校で起きた銃撃事件は12件目。大学では初めてだった。
容疑者の動機は依然として不明だが、ニュージャージー州のユーイング警察によると、マクレー容疑者はユーイング・タウンシップとつながりがあった。ただ、数年前から同地には居住していなかったという。捜査の結果、マクレー容疑者には心の健康問題の病歴があったことが分かったと警察は話している。