無差別銃撃で4人死傷、男を逮捕 米デトロイト

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発砲現場を調べる捜査官/Jose Juarez/Associated Press

発砲現場を調べる捜査官/Jose Juarez/Associated Press

(CNN) 米中西部ミシガン州デトロイト市内の4カ所で28日未明から朝にかけ、通行人らを無差別に狙ったとみられる銃撃が続発し、3人が死亡、1人が負傷した。ダガン市長は同日夜、容疑者の男が逮捕されたと発表した。

ダガン氏が29日に語ったところによると、容疑者に近い人物からの情報に基づき、警察が身柄を確保した。

警察責任者によれば、容疑者に犯罪歴はなく、精神疾患の可能性が考えられる。

被害者4人の間につながりはない。1人はバスを待つ間、もう1人は犬の散歩中、3人目も道路に立っているところを狙われた。いずれも持ち物を奪われた形跡はなかった。

午前4時45分ごろに女性(40)の遺体が見つかり、警官らが調べている時に入った目撃情報からもう1人、男性(28)の遺体が発見された。また午前6時50分ごろに40代の別の女性が亡くなっているのが見つかった。それぞれ多数の銃弾を受けていた。

4人目の被害者は午前7時ごろ、複数の車の中をのぞき込んでいる容疑者を注意して撃たれた。

4件すべての現場で9ミリ弾の薬きょうが見つかり、同じ銃が使われたと断定された。警察は通報を受けた後、容疑者宅の捜索で凶器とみられる9ミリ口径の銃を押収した。

同責任者によれば、容疑者はこの銃を容易に入手できたとみられる。

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