米州首脳会議、米ロサンゼルスで開幕

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バイデン米大統領が米州首脳会議のため、カリフォルニア州ロサンゼルスに到着した/Mandel Ngan/AFP/Getty Images/FILE

バイデン米大統領が米州首脳会議のため、カリフォルニア州ロサンゼルスに到着した/Mandel Ngan/AFP/Getty Images/FILE

ロサンゼルス(CNN) 米国のバイデン大統領は8日、米国やカナダ、南米諸国の首脳が参加する米州首脳会議のため、カリフォルニア州ロサンゼルスに到着した。今回の米州首脳会議は米国がホスト国を務める。バイデン氏はこの機会を利用して、新たな経済や移民に関する発表を行い、地域の亀裂の入った政治状況における団結を示したい考え。

メキシコなど4カ国が不参加を表明しており、バイデン氏の取り組みはさらに難しいものとなった。不参加の理由としては、米国が独裁国家3カ国の首脳を招待しなかったためとしている。

招待国をめぐる騒動は、団結を示すという見込みをくじくものとなった。しかし、バイデン氏は、米州首脳会議の場で、米国の外交政策では見過ごされがちな地域への関与を示したい考え。

バイデン氏は米州首脳会議の開幕にあたり、協力や、民主主義への新たな注力などを訴えた。

バイデン氏は、現在ほど、より多くの協力や共通の目的、変革的なアイデアが必要なときはないと指摘。「民主主義は我々の地域における顕著な特徴だ」と述べ、民主主義が米州各国の歴史において決定的な特徴であるだけでなく、本質的な要素であるという信念を新たにするよう呼びかけた。

バイデン氏は、全ての人々の生活をより良くするための民主主義の力を国民に示すことが重要だと語った。

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