ロシアのG20サミット参加、認めるべきではない 米がインドネシアに伝達

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サンクトペテルブルクのタブリーダ宮殿で演説するロシアのプーチン大統領=27日/Getty Images

サンクトペテルブルクのタブリーダ宮殿で演説するロシアのプーチン大統領=27日/Getty Images

(CNN) 米ホワイトハウスがインドネシアに対し、ロシアは今年の主要20カ国・地域(G20)サミットへの参加を認められるべきではないと伝えたことが分かった。インドネシアのジョコ大統領は29日、ロシアのプーチン大統領がサミットへの招待を受諾したと明らかにしていた。

ホワイトハウスのサキ報道官はサミットはまだ6カ月先だと指摘し、バイデン米大統領の出欠について新たな情報は提供しなかった。ただ、ロシアが参加すべきではないというバイデン氏の見解は明確だと説明。「バイデン氏はこれまでロシアのG20参加への反対を明言してきた」と述べた。

ホワイトハウスの理解ではインドネシアがプーチン氏を招待したのはウクライナ侵攻開始前だとも述べた。

一方、ジョコ氏はロシアが招待を受諾したことを確認した声明で、「インドネシアはG20の結束を望んでいる。分裂があってはならない。世界経済の回復と発展のためには平和と安定が重要だ」とした。

インドネシアはウクライナもゲストとしてサミットに招待している。これについてサキ氏は米国は歓迎すると述べたものの、今年のサミットがどのようなものなるか予想するのは時期尚早だと述べた。

サキ氏はロシアが真剣な外交を行う兆しはないと指摘し、「今からG20までに多くのことが起きるだろうが、これまでのところロシアが外交協議に建設的な形で参加するという兆しは見られない」としている。

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