鳥インフルエンザの懸念浮上、動物園の鳥類を屋内に移動 米デトロイト

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デトロイト動物園協会は、鳥インフルエンザ感染予防のためデトロイト動物園の鳥類を屋内の施設に移動するよう指示した/Raymond Boyd/Michael Ochs Archives/Getty Images

デトロイト動物園協会は、鳥インフルエンザ感染予防のためデトロイト動物園の鳥類を屋内の施設に移動するよう指示した/Raymond Boyd/Michael Ochs Archives/Getty Images

(CNN) 米ミシガン州のデトロイト動物園協会は、感染力が強く致死性の高い鳥インフルエンザの懸念があるとして、感染予防のためデトロイト動物園の鳥類を屋内の施設に移すよう指示した。

米農務省やミシガン州農業地方開発局は24日、デトロイトから約200キロ西部のカラマズー郡で放し飼いにされている家禽(かきん)ではない鳥の群れで、鳥インフルエンザウイルスを確認していた。同様の感染はここ数週間の間に米各地で報告されている。

動物園協会の専門家は、動物園の鳥類を屋内の施設に移すことで観察態勢を強化し、ウイルスに感染した鳥との接触を防ぐことができると説明した。

国際獣疫事務局(OIE)によると、鳥インフルエンザウイルスは家禽類を含む複数の鳥類に感染する可能性がある。新規の症例は過去半年の間に40カ国以上で確認されている。

米農務省はこの数週間の間にデラウェア、メーン、ニューヨーク、バージニア、ケンタッキーの各州で鳥インフルエンザを確認していた。

感染した鳥に接触すれば人も感染することがある。ただ、農務省によると、米国ではこれまでのところ、人が鳥インフルエンザに感染した症例は確認されていない。

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