米CDC、カナダを感染警戒レベル最大の「4」に追加

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バンフ国立公園で写真を撮る人=2021年11月、カナダ・アルバータ州/Patrick T. Fallon/AFP via Getty Images

バンフ国立公園で写真を撮る人=2021年11月、カナダ・アルバータ州/Patrick T. Fallon/AFP via Getty Images

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)が世界各地の新型コロナウイルス感染状況に基づき、毎週発表している渡航警戒レベルのリストで、カナダが最大の「レベル4」追加された。

CDCは、直近28日間の感染者が10万人あたり500人を超えた国・地域をレベル4として、渡航を避けるよう勧告している。

10日に更新されたリストでは、カナダと地中海のオランダ領キュラソー島が、新たにレベル4の指定を受けた。カナダは昨年8月から、キュラソーは同11月から、それぞれレベル3に分類されていた。4には10日の時点で80あまりの国・地域が入っている。

カナダは新型コロナの変異株「オミクロン株」の拡大で感染者が急増し、8日までの1週間に確認された新規感染者は29万4437人と、過去最多を記録した。

同国政府は先月15日、国民に不要不急の海外渡航を避けるよう勧告を出した。

直近28日の感染者が10万人あたり100~500人のレベル3には、10カ国が追加された。これまでレベル4だったアルメニア、ベラルーシと、オミクロン株が見つかった11月末に米国の渡航制限対象となったアフリカ南部8カ国のうちレソトとジンバブエが、それぞれ1段階引き下げられた。この制限自体は昨年末に解除されている。

またバーレーンと、アフリカのエチオピア、ザンビア、カーボベルデがレベル2から、アラブ首長国連邦(UAE)がレベル1から、それぞれ3に引き上げられたほか、情報不足で「不明」に分類されていたシンガポールが3に移った。

感染者が同50~99人のレベル2には、アフリカの5カ国を含む8カ国が追加された。

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