バイデン氏、トランプ氏は民主主義の脅威と非難 議会襲撃から1年

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演説に臨むバイデン大統領/Pool

演説に臨むバイデン大統領/Pool

議事堂では、バイデン氏の演説に続くさまざまな行事に民主党議員が参加した。下院と上院の議場では黙とうがささげられ、議員らは襲撃時の自身の経験を語った。

バイデン氏のコメントは、民主党が2つの投票権法案の上院通過を改めて目指そうとするタイミングに重なった。昨年の選挙が記録的な投票率となったことを受けて、共和党は全米で投票をより困難にする法制化を進めている。この2法案は共和党の事実上全員が反対しており、議会を通過できるか不透明だ。

バイデン氏は「歩を進め、米国の歴史の新たな章を記そう。1月6日は民主主義の終わりではなく、自由と公正の再興を示すのだから」と述べた。

演説後に記者団から、トランプ氏を追及する演説が国の傷を癒やすよりも分断を深めるとは考えなかったかと問われると、バイデン氏はトランプ氏を直接的に非難したことを防御。「傷を癒やすには傷の深さを認識する必要がある。装うことはできない。これは重要な事柄だ」「これに立ち向かわなければならない。それが偉大な国のすることだ。偉大な国は真実に向き合い、対処し、前進する」と語った。

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