米高校銃撃、検察が容疑者少年の両親を訴追 事件までの時系列提示

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事件の時系列を提示するオークランド郡検察のカレン・マクドナルド検察官/Carlos Osorio/AP

事件の時系列を提示するオークランド郡検察のカレン・マクドナルド検察官/Carlos Osorio/AP

(CNN) 米中西部ミシガン州のオックスフォード高校で起きた銃撃事件で、地元検察は3日、容疑者の少年(15)の両親を過失致死容疑で訴追した。

11月30日の事件では4人が死亡、生徒6人と教師1人が負傷した。同校の生徒イーサン・クランブリー容疑者が身柄を拘束された。

オークランド郡検察は記者会見で、父親のジェームズ容疑者と母親のジェニファー容疑者の訴追理由を説明するなかで事件までの時系列を提示した。

検察は「今回の訴追にはこの悲劇に加担した者の責任を問う意図がある」「銃の所有者には責任があるとのメッセージを送る狙いもある」としている。

ジェームズ容疑者は11月26日、オックスフォードの銃製品店で9ミリ口径の半自動ピストル「シグザウエルSP2022」を購入。検察によると、店の従業員は息子のイーサン容疑者が一緒にいたことを確認した。

26日ごろ、イーサン容疑者は「きょう、新しい格好いいやつを手に入れた。9ミリのシグザウエルだ」との説明付きでSNSに写真を投稿した。

銃撃事件の前日、オックスフォード高校の教師はイーサン容疑者が携帯電話で弾薬についてネット検索しているのを発見。学校は両親に電子メールなどを送ったものの、返信はなかった。

その後、ジェニファー容疑者は息子とテキストメッセージをやり取りするなかで「怒ってないわよ。捕まらない方法を覚えないとね(笑)」と送信したとされる。

事件当日、教師は半自動拳銃や銃弾などの絵が描かれたメモを発見。「僕の人生はむだだ」「世界は死んだ」などの文言も書かれていた。

両親は直ちに学校に呼び出されて絵を見せられ、48時間以内に息子にカウンセリングを受けさせるよう告げられた。

両親は銃がどこにあるのか尋ねず、少年のリュックの中身を探すこともなかった。両親は少年を残して学校を後にし、少年は教室に戻った。

午後1時前、学校の防犯カメラにはリュックを持ったイーサン容疑者の姿が捉えられていた。その1分後、容疑者はリュックは持たず銃を手に出てきて、トイレの外で銃撃を始めた。

午後1時22分にはジェニファー容疑者が「イーサン、やめて」というテキストメッセージを送信した。だが、その時までには既に生徒4人が致命傷、6人がけがを負い、少年は投降していた。

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