ジョギング中の黒人男性殺害事件、白人の被告3人に有罪評決 米

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グレゴリー・マクマイケル被告(写真中央)=23日、米ジョージア州ブランズウィックの裁判所/Octavio Jones/AP

グレゴリー・マクマイケル被告(写真中央)=23日、米ジョージア州ブランズウィックの裁判所/Octavio Jones/AP

オーブリーさんの母は3人の被告や警察、検察に対して民事訴訟も起こしている。

オーブリーさんは昨年2月23日、ブランズウィック郊外で射殺された。被告らはオーブリーさんが犯罪を犯したと思ったと供述。裁判に提出された証拠には、オーブリーさんを道路上で追い回し、オーブリーさんが何度も避けようとする様子が映っていた。マクマイケル親子は武装して1台のトラックに同乗し、ブライアン被告も追跡に加わりその様子を撮影した。オーブリーさんは武器を持っておらず、徒歩だった。

映像には、トラビス被告がトラックを出て、オーブリーさんと対峙(たいじ)する様子が映っている。その後トラビス被告はオーブリーさんと取っ組み合いになり、オーブリーさんを射殺した。グレゴリー被告はその様子を荷台から見ていた。

被告らは無罪を主張した。マクマイケル親子は私人逮捕をしようとして自己防衛で行った行動だと主張。ブライアン被告は殺害に加わっていないと述べた。

元警官で検察事務所の捜査官も務めたグレゴリー被告は当局に対し、オーブリーさんと息子がショットガンを巡って争いになり、襲われた後に息子が発砲したと述べた。

トラビス被告も裁判で、ショットガンをつかまれたので自己防衛のために発砲したと証言した。だが検察による反対尋問では、当時捜査官に対して、オーブリーさんが銃をつかんだかはわからないと伝え、また親子とも私人逮捕に言及していなかったことを認めた。トラビス被告は説明の矛盾について、事件直後は混乱していたと述べた。グレゴリー被告とブライアン被告は証言を拒否した。

全米から非難の声

事件は当初、検察官2人が警察に逮捕を行わないように指示していた。だが2カ月後にブライアン被告の映像が公開されると全米から非難が殺到。同年5月7日にマクマイケル親子、その2週間後にブライアン被告が逮捕された。

グレゴリー被告は、オーブリーさんが近所で発生した一連の窃盗事件の犯人だと親子で考えていたと警察に伝えた。だが警察は、直近の約2カ月で起きた窃盗事件は、施錠されていないマクマイケル家の車から銃が盗まれた1件だけだったと明らかにした。

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