初のイスラム教徒の米連邦判事が誕生、上院が承認

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
初のイスラム教徒の連邦裁判所判事となるザヒド・クライシ氏/TOM WILLIAMS/AFP/POOL/Getty Images

初のイスラム教徒の連邦裁判所判事となるザヒド・クライシ氏/TOM WILLIAMS/AFP/POOL/Getty Images

(CNN) 米上院は10日、ニュージャージー地区連邦地裁の判事にイスラム教徒の連邦治安判事、ザヒド・クライシ氏を任命する人事案を承認した。初のイスラム教徒の連邦裁判所判事となる。

民主党のシューマー上院院内総務は採決前の議場での演説で、イスラム教は米国で3番目に大きな宗教だと指摘。「クライシ氏は米国の歴史で初めて、合衆国憲法第3条連邦判事に就く米国のイスラム教徒となる」「我々は人口の多様性だけでなく、専門職の多様性も広げていかなければならない」と述べた。

クライシ氏はパキスタンからの移民の子孫で、ニュージャージー州で連邦治安判事を務めていた。同州の連邦裁では初のアジア系判事となっていた。

バイデン大統領は3月にクライシ氏を連邦地裁判事に指名する意向を発表。ホワイトハウスによると、同氏はニュージャージー地区連邦検事事務所の検事補のほか、国土安全保障省の次席顧問や米軍の検察官を歴任している。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]