ワクチン接種者に抽せんで賞金、ニューヨークとメリーランドも

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ワクチン接種者に抽せんで賞金を出す施策を発表するメリーランド州のホーガン知事/WJZ

ワクチン接種者に抽せんで賞金を出す施策を発表するメリーランド州のホーガン知事/WJZ

(CNN) 新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた人に抽せんで賞金を出す奨励策を、米ニューヨーク、メリーランド両州が新たに発表した。この方式は先週、オハイオ州が初めて導入して話題を呼んでいた。

ニューヨーク州のクオモ知事は20日、24~28日にワクチンを接種した人に対し、最大500万ドル(約5億4000万円)が当たる宝くじ券を配布すると発表した。

クオモ氏は、州内でこれまでワクチンを待ち望んでいた住民が接種を済ませた後、接種を受ける人が急激に減っていると指摘。奨励策として配る宝くじ券では、20ドルからの賞金が9分の1の確率で当たると説明した。

メリーランド州のホーガン知事は同日、25日から7月3日までの40日間、接種者に4万ドルが当たる抽せん会を毎日実施する計画を明らかにした。7月4日にはさらに特等として、40万ドルの当せん者1人を発表する。対象は州内で接種を受けた18歳以上の住民で、すでに接種済みの人も含まれるという。

オハイオ州のデワイン知事が先週発表したところによると、同州は18歳以上の接種者に賞金100万ドル、18歳未満には大学の学費全額相当の奨学金が当たる抽せん会を計5回実施する。

同州保健当局によると、今月7~10日に接種を受けた16歳以上の住民は前の週より25%減少していたが、抽せん方式が発表された後の14~17日は28%の増加に転じたという。

バイデン大統領は、独立記念日の7月4日までに国民の7割が少なくとも1回の接種を受けるのを目指すと表明している。

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