新型コロナワクチン、1年以内に再度の接種が必要になる見通し 米専門家

米連邦政府による新型コロナ対応についての公聴会に出席したファウチ氏=11日、米ワシントンDC/Greg Nash/Pool/Getty Images

米連邦政府による新型コロナ対応についての公聴会に出席したファウチ氏=11日、米ワシントンDC/Greg Nash/Pool/Getty Images

(CNN) 新型コロナウイルスワクチンについて、米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長ら専門家が、既に接種を済ませた人でも1年以内に再度の接種が必要になるかもしれないとの見解を示した。

ファウチ所長や米製薬大手ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)によると、接種を済ませた人でも2回目の接種を受けてから8~12カ月後に、効果を高めるためのブースター(追加免疫)ワクチンの接種が必要になる見通し。

ファウチ所長は「ワクチンの効果は少なくとも6カ月、恐らくはそれ以上続くことが分かっている。だがほぼ間違いなく、1回目の接種から約1年以内にブースターが必要になる」と指摘した。

米疾病対策センター(CDC)の19日の統計によると、米国では全人口の約47.9%が少なくとも1回の接種を受け、37.8%は接種を完了した。

ブーラ氏は、ファイザーのブースターワクチン臨床試験はまだ完了していないと述べ、「あと1~2カ月で、科学的にもっと高い確実性で発言できるだけのデータがそろうだろう」と説明した。

ファイザー製のワクチン接種が米国で始まったのは、5カ月前の昨年12月14日だった。

「8カ月前に2回目の接種を受けたのであれば、3回目の接種が必要になるかもしれない」とブーラ氏は述べ、ブースター接種は今年9月~10月ごろになるかもしれないと説明。ファイザーは米食品医薬品局(FDA)の判断を見極めるとした。

モデルナは既に、南アフリカやブラジルで発見されたような変異株に対抗するため、ブースターの開発に着手している。

ワクチンが普及しても、ウイルス株が急速に変異することや、ワクチンによる免疫効果が薄れることから、新型コロナウイルスもインフルエンザのように、毎年の接種が必要になるかもしれないと専門家は予想している。

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