米当局者の原因不明の症状、ホワイトハウス敷地入り口付近で発症 情報筋

ホワイトハウスの南側にある広大な芝生広場「エリプス」の空撮画像/Shutterstock

ホワイトハウスの南側にある広大な芝生広場「エリプス」の空撮画像/Shutterstock

(CNN) 昨年11月に米国家安全保障会議(NSC)関係者2人が原因不明の症状に見舞われた件で、詳細が明らかでなかった1人はホワイトハウス敷地の入り口付近で発症していたことがわかった。情報筋2人がCNNに明らかにした。

情報筋によると、この関係者は米大統領選投票日の数週間後に症状に襲われた。先に詳細が明らかとなっていた関係者に比べて症状は重く、すぐに治療を求めるほどの体調不良を経験したという。

もう1人の関係者は大統領選の翌日に症状を経験していた。別の情報筋1人によると、ホワイトハウスの南側にある広大な芝生広場のエリプス付近の無人の門を通過する際に症状を感じたという。症状は軽く、頭痛や不眠などの症状は1週間後には消えたという。

こうした症状は、これまで世界各国で100人以上の米外交官、情報機関や軍の関係者が経験してきた「ハバナ症候群」として知られる症状と一致している。

情報機関はこうした神経系の症状を引き起こす奇妙な事案の背後にいる人物や、「攻撃」と断定できるのかどうかについて確証を持てていない。さまざまな症状を引き起こす技術自体も議論の対象となっている。

この5年間、キューバやロシア、中国などで外交官や他の政府職員が慢性的な頭痛や脳損傷を含む症状を経験している。突然のめまいや頭痛などの症状を訴え、原因不明の「突き刺すような騒音」を伴うこともあった。症状を感じた部屋から別の部屋に移ると症状が消え、同じ部屋に戻ると再び症状を感じるとの報告もあった。

情報筋によると、欧州でも疑わしい事案があり、国内の事案でも調べが進められているという。

米科学アカデミーの3月の報告は、マイクロ波エネルギーが要因の可能性が高いとの結論を出したが、当局者からはそれを示す情報がなく確証は持てないとの声が出ている。一部の学者からもその理論は支持できないとの意見が出ている。

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