カリフォルニア州知事、リコールに向けた署名が必要数を突破

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米カリフォルニア州のニューサム知事のリコールに向けた署名が有効とされる数を超えた/Justin Sullivan/Getty Images

米カリフォルニア州のニューサム知事のリコールに向けた署名が有効とされる数を超えた/Justin Sullivan/Getty Images

(CNN) 米カリフォルニア州で、民主党のニューサム知事のリコール(解職請求)に向けた署名が、26日までに必要数を超えた。

リコールには直近の知事選で投票した有権者数の12%に当たる149万5709件の有効な署名が必要とされていた。州務長官の公式サイトによると、すでに162万6042件の有効性が確認された。

ニューサム氏はリコール運動に対し、トランプ前大統領派の共和党支持者らが権力を握ろうとしていると主張してきた。背後には白人至上主義者や反ユダヤ主義者、移民反対派がいるとの見方を示す。

リコールの動きは新型コロナウイルス感染拡大の前から始まっていたが、同氏の厳しい感染対策が批判を招いたことで加速した。

署名の確認作業は29日まで続き、その後30日間は撤回を受け付ける。リコール投票は8~12月に実施される可能性が高い。

後任の知事には元陸上選手のテレビタレント、ケイトリン・ジェンナー氏や、同州サンディエゴのケビン・フォールコナー前市長が名乗りを上げている。

同州では2003年にも知事のリコール投票が実施され、民主党のデービス氏に代わって共和党のシュワルツェネッガー氏が就任した。

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