メキシコ「麻薬王」の妻、米で逮捕 薬物密売の容疑

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エマ・コロネル容疑者=2017年2月3日、米ニューヨーク/DON EMMERT/AFP via Getty Images

エマ・コロネル容疑者=2017年2月3日、米ニューヨーク/DON EMMERT/AFP via Getty Images

(CNN) 米首都ワシントン(コロンビア特別区)の判事は23日、米国で薬物密売の容疑で逮捕されたエマ・コロネル容疑者(31)について引き続き勾留すると明らかにした。コロネル容疑者はメキシコの「麻薬王」として知られるホアキン・グスマン受刑者の妻。

米司法省によれば、コロネル容疑者は22日、米バージニア州のダレス国際空港で逮捕されていた。コロネル容疑者にはヘロインやコカイン、マリフアナ、メタンフェタミンなどの薬物を米国に違法に輸入した容疑がかけられている。

コロネル容疑者は23日、ビデオ会議を通じて出廷し、弁護士は勾留に同意した。

コロネル容疑者はすべての容疑で有罪になれば、禁錮10年から終身刑と最大1000万ドルの罰金が科される。

告訴状によれば、米連邦捜査局(FBI)はコロネル容疑者がメキシコの刑務所に収容される前や収容中のグスマン受刑者のメッセージを麻薬組織のメンバーや4人の息子に伝えていたとみている。

検事によれば、コロネル容疑者は他の人たちと共謀し2015年7月に起きたグスマン受刑者の脱獄を支援した。グスマン受刑者が2016年に再逮捕された後の脱獄計画に関与した疑いも持たれている。

グスマン受刑者は2017年に米国に移送され、2019年に終身刑の判決が言い渡された。

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