米国の新型コロナ対応、「恥ずかしい」が7割以上 CNN世論調査

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新型コロナ検査を行う医療従事者ら=11日、米カリフォルニア州ロサンゼルス/Mario Tama/Getty Images

新型コロナ検査を行う医療従事者ら=11日、米カリフォルニア州ロサンゼルス/Mario Tama/Getty Images

(CNN) 新型コロナウイルス感染拡大への米国の対応について、米国人の7割以上が「恥ずかしい」と感じていることが、CNNによる最新の世論調査で明らかになった。

調査では、トランプ大統領の新型ウイルス対応を支持しないと答えた人が58%と、これまでで最も高い割合を占めた。

パンデミックが最悪の時期を迎えるのはこれからだと考えている人の割合は55%。この割合を支持政党別にみると、共和党支持者の中では26%、民主党支持者では76%と、大幅な開きがあった。

自分の周りに感染した人がいるとの回答は、6月初めの40%から67%に急増した。

国内の状況に多少とも怒りを感じている人は約8割、そのうち「非常に怒っている」という人は51%に上った。CNNは2008年以降、定期的に同じ質問を投げ掛けているが、過去の最高記録は08年と16年の35%だった。

現時点で通常の生活に戻ることに抵抗を感じるという人は52%。さらにその状況が年内は変わらないと予想している人の割合は、6月の9%から26%まで上がった。現時点で抵抗を感じない人は共和党支持者の82%に対し、民主党支持者ではわずか18%だった。

自分が住む地区の学校が対面式の授業を再開するべきだと答えた人は39%、再開するべきでないとした人は57%。再開するべきという人の割合は共和党支持者の74%に達し、民主党支持者では12%にとどまった。

米国の対応についても、民主党支持者の93%が「恥ずかしい」と感じているのに対して、共和党支持者では61%が「誇りに思う」と答えた。

調査はCNNの委託を受けた世論調査会社SSRSが12~15日、米国内の成人1108人を対象に実施した。

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