トランプ大統領、暴露本に関する沈黙破る めいを猛批判

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トランプ大統領(右)が、自身のめいによる暴露本を酷評した/CNN/Getty Images

トランプ大統領(右)が、自身のめいによる暴露本を酷評した/CNN/Getty Images

(CNN) トランプ米大統領は17日、めいのメアリー・トランプ氏が出版した暴露本について沈黙を破り、「めちゃくちゃ」な人物が「真実性に欠ける内容」を記したと猛批判した。

トランプ氏はツイッターで、メアリー氏は法を犯したと非難。自身の両親をメアリー氏が批判したことにも矛先を向け、両親は「彼女に我慢がならなかった」と主張した。

メアリー氏の暴露本は14日に出版された。大統領を批判的に描く内容となっている。

メアリー氏に対しては、大統領の弟ロバート・トランプ氏が訴訟を起こし、父フレッド・トランプ氏の遺産に絡む守秘義務に違反したと主張していた。しかし、ニューヨーク州の裁判所は最終的に出版を許可。版元のサイモン・アンド・シュスターによると、14日の発売初日だけで95万部を売り上げたという。

メアリー氏は最近のテレビ出演でも、トランプ氏が人種差別的な発言をするのを聞いたなどと主張し、大統領を糾弾してきた。一方、ホワイトハウスはメアリー氏の主張を否定している。

トランプ氏は一連のツイートで、このほど政権内幕本を出版したボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障担当)にも言及。「ろくでもないばか」などと酷評した。

そのうえで「私に関して多くの本が書かれてきたが、良いものも悪いものもある。善かれあしかれ、今後もさらなる本が出版されるだろう!」としている。

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