17歳女性を誘拐して検問突破の男逮捕、移動制限の米フロリダ州

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逮捕されたアレクサンダー・サルディナス容疑者(37)/Monroe County Sheriff's Office

逮捕されたアレクサンダー・サルディナス容疑者(37)/Monroe County Sheriff's Office

(CNN) 新型コロナウイルス対策のために移動が制限されている米フロリダ州で、検問を通過するために17歳の女性を誘拐して脅迫したとして、同州フロリダキーズ在住の男が誘拐や不法監禁の容疑で逮捕された。被害者の女性は無事だった。

警察によると、アレクサンダー・サルディナス容疑者(37)は今月21日、別の女性(43)と一緒にライドシェアタクシーに乗り、同州フロリダキーズに入ろうとした。2人ともフロリダキーズ在住だが、身分証明書は持っていなかった。

フロリダキーズは新型コロナウイルス対策のため、住民以外の立ち入りを禁止しており、検問所で出入りをチェックしていた。2人はこの検問所を通過させてもらえなかった。

その後まもなく、ハイウェーパトロールの警官が検問所の近くで口論していた2人を見つけ、近くのフロリダシティーまで車で送った。

2人はショッピングセンターの駐車場で被害者の女性に目を付けた。被害者は同州モンロー郡のナンバープレートの車に乗っていて、フロリダキーズに再入場できるステッカーを持っていた。

サーディナス容疑者は被害者を脅して、車でフロリダキーズまで連れて行くよう要求。拒んだり携帯電話に触れたりすれば危害を加えると脅迫した。

被害者は2人を乗せ、フロリダキーズの住所が入った免許証を見せて検問所を通過。おびえていたことから警官には何も告げなかったが、サルディナス容疑者をガソリンスタンドで、もう1人の女性を薬局で降ろした後、家族に電話して、家族から警察に通報した。

警察は2人を別々の場所で発見し、サルディナス容疑者を逮捕した。いずれも被害者と一緒にいたことは否定しなかった。被害者もサルディナス容疑者の写真を見て、自分を誘拐して脅迫した男だったことを確認した。

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