米検察、新型コロナ偽った容疑者に生物戦関連法を適用

米司法省が新型コロナに感染していると偽った容疑者に対し生物戦関連法を適用した/Al Bello/Getty Images

米司法省が新型コロナに感染していると偽った容疑者に対し生物戦関連法を適用した/Al Bello/Getty Images

(CNN) 米司法省は今週、自身や家族が新型コロナウイルスに感染していると偽って事件を起こした容疑者2人に対し、それぞれ生物戦関連法を適用した。

テキサス州サンアントニオの連邦検察は、食料品店にウイルスをばらまく目的で他人に金銭を支払ったとインターネットで主張したとして、39歳の男を訴追。フロリダ州セントピーターズバーグでは、家庭内暴力の捜査に踏み込んだ警察に咳(せき)と唾(つば)をかけたとして、31歳の男が訴追された。

他の新型コロナ絡みの刑事事件では、警察は感染者を自称しつつ唾をはきかけた者に対し、暴行容疑を適用していた。また、これまで連邦レベルで立件対象となったのは、詐欺や価格つり上げ、医療器具などの買いだめといった行為が多かった。

しかし連邦検察は今回、インターネット上の不正行為や、逮捕時に暴れた者に生物戦関連法を適用する判断を下した。

テキサス州の事件では、大量破壊兵器を担当する捜査官の元に、クリストファー・チャールズ・ペレス容疑者のいとこが食料品店で商品をなめたとするフェイスブックの投稿に関して情報が寄せられた。いとこは新型コロナの陽性反応が出たとされていた。

捜査官がペレス容疑者に連絡を取ったところ、容疑者は自分を含め家族内に病人はいないと供述。人々が外で買い物をしているのは愚かだと思い、怖がらせて店から追い払う目的だったと述べた。

一方、フロリダ州の事件では、警察が家庭内暴力の捜査でジェームズ・ジャマル・カリー容疑者の自宅を訪問したところ、容疑者は「俺はコロナ持ちだ」と告げたうえで警官の腕に咳をかけた。

訴追状によると、カリー容疑者に新型コロナの症状は出ておらず、検査結果も陰性だったという。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]