米文化遺産の橋崩落、トラック荷物の重みで

歴史的価値を認められた米国の橋が、重量超過のトレーラーの通行により崩落した/Grand Forks County Sheriff's Office

歴史的価値を認められた米国の橋が、重量超過のトレーラーの通行により崩落した/Grand Forks County Sheriff's Office

(CNN) 米ノースダコタ州の警察は25日までに、米国の文化遺産に登録される鋼鉄製の橋が乾燥豆類42トンを積んだ大型トレーラートラックが通行した際に崩落したと発表した。

同州グランドフォークス郡の保安官事務所によると、現場はノースウッド近くにある1906年に建設された橋で全長は約17メートル。1997年に文化遺産に加えられていた。再建には80万〜100万ドル(約8640万〜約1億800万円)の費用がかかる可能性がある。

運転席などがあるトラック部分は橋を渡り接続道路に到達していたが、トレーラー部分は橋が崩落したため道路から下を流れるグース川にずり落ちるような状態になったという。

運転手にけがはなかったが、橋を通行する重量制限に違反したとして1万1400ドル(約123万円)の罰金支払いを命じられた。橋が耐えられる重量は14トンだという。

トラックの保有者はミネアポリス・スター・トリビューン紙に、運転手は現場周辺の地理には詳しくなく、全地球測位システム(GPS)を使って目的地へ向かい、橋を渡ろうとしていたと説明した。今回の騒ぎを受け解雇する考えはないともした。

裁判所の記録によると、この運転手は2017年にもミネソタ州内で重量制限の超過で2度有罪となった経歴がある。

米国道路・交通建設協会によると、米国内に架かる橋の約40%が老朽化し、修理が迫られている。ただ、実際に毎年改修される橋は少なくなっているという。

ノースダコタ州にも構造的に深刻な欠陥が露呈している橋が複数ある。州内の橋の総数の約11%に修理の必要性があるという。

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