トランプ陣営の元選対本部長にまた実刑判決、禁錮期間7年半に
(CNN) 米ワシントンの連邦地裁は13日、2016年の米大統領選挙でトランプ陣営の選対本部長だったポール・マナフォート被告に対し、国家への共謀の罪などで新たに3年7カ月の禁錮刑を言い渡した。先週別の罪で受けた禁錮3年11カ月の判決と合わせ、刑期は7年半となった。
同被告のこれらの罪は、マラー特別検察官らによるロシア介入疑惑捜査で明らかになった。同被告は共謀や証人買収といった今回の罪状について有罪を認めている。
判決を受け、トランプ米大統領はマナフォート被告に対して「非常に気の毒に思う」と発言した。一方で、同被告に恩赦を与える考えはないと明らかにした。
マナフォート被告をめぐっては同日、ニューヨークのマンハッタン地検が住宅ローン詐欺などの容疑で起訴したと発表した。これらの罪で有罪となれば、マナフォート被告の刑期はさらに数年単位で延びる可能性がある。