難病の女の子にサプライズ、約40頭の警察犬が「お見舞い」に 米

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警察犬にあいさつするエマ・マーテンスちゃん/Courtesy Geoff Mertens

警察犬にあいさつするエマ・マーテンスちゃん/Courtesy Geoff Mertens

(CNN) まれな脳腫瘍(しゅよう)の闘病を続けている7歳の女の子のもとにこのほど、びっくりするような「お見舞い」があった。約40頭の警察犬だ。

米ウィスコンシン州在住のエマ・マーテンスちゃんは小児脳幹部グリオーマ(DIPG)と診断されている。エマちゃんは大の犬好きで、エマちゃんを元気づけようと世界各地から犬を撮影した写真が送り届けられている。

地元警察はその運動をさらに推し進め、実際に警察犬をエマちゃんのもとに送り届けることにした。

こうして今月9日、約40頭の警察犬がエマちゃんのお見舞いに訪れた。エマちゃんの父親、ジェフさんは「パトカーのパレードのようで、全ての警察犬の部隊が道路に集まっているようだった」と振り返った。

事前に訪問を告げられていたものの、10頭程度の警察犬がやってくると考えていたという。

お見舞いの順番を待つ警察犬と警官/Hartford Police Department K-9 Unit/Facebook
お見舞いの順番を待つ警察犬と警官/Hartford Police Department K-9 Unit/Facebook

それより多くの警察犬が訪れ、エマちゃんも大喜びだった。エマちゃんは、警察犬をかわいがって、1頭1頭の名前を聞くのが待ちきれなかったという。

中には数分のお見舞いのために3時間かけてやってきた警官もいたという。「娘のためにこれほど多くの人たちが時間を割いてくれたのをみられたのは、ほんとうに素晴らしいことだった」

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