米、トルコへミサイル売却承認 ロシア製に対抗

AFP/Getty Images/File

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ワシントン(CNN) 米国務省は20日までに、米国製の地対空ミサイルシステム「パトリオット」をトルコに売却することを承認したと発表した。契約総額は35億米ドル(約3920億円)相当。

トルコが検討を表明したロシア製の地対空ミサイル「S400」の導入阻止を狙っている。米国はS400調達が実現した場合、トルコも加盟する北大西洋条約機構(NATO)の兵器システム情報がロシア側に漏れるとの懸念を強めている。

米連邦議会ではトルコによるS400購入計画を受け、同国への米国製最新型戦闘機「F35」の売却を中止させる動きも出ていた。

米国務省の今回の承認を受け、ロシア大統領府のペスコフ報道官はトルコへS400を売り込む合意内容はパトリオット売却の承認とは関係なく、今後も実現を図ると主張した。

米国務省の承認は、今月14日の米国のトランプ大統領とエルドアン・トルコ大統領との協議を受けた格好ともなっている。ただ、同省当局者は米軍のシリアからの撤退宣言など最近のトルコ周辺情勢とは関係がないとも指摘した。

米国とトルコの2国間関係はこれまできしみが目立ち、トルコが敵視するシリア内の少数民族クルド人の武装組織への米軍支援やトルコで2016年に起きたクーデター未遂事件で首謀者とみなす在米のイスラム教指導者の引き渡し問題などで対立している。

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