これも「トランプ効果」? 中間選挙の投票率、100年超ぶりの高水準
(CNN) 米国で11月6日に行われた中間選挙の投票率が49.3%と100年超ぶりの高水準だったことが20日までにわかった。米国内の選挙関連情報を収集している「ユナイテッド・ステーツ・エレクション・プロジェクト」が明らかにした。
米国では、中間選挙の投票率は30%台後半から40%台前半となり、大統領選の年の投票率は60%台前半を記録することが多い。
しかし、今年は違ったようだ。今年の水準を記録したのは1966年で投票率は48.7%だった。
前回の中間選挙が行われた2014年の投票率は36.7%にとどまっており、これは70年ぶりの低水準だった。
今年の投票率が上がった要因のひとつには、トランプ大統領の存在がありそうだ。出口調査によれば、投票した人の67%が投票の要因にトランプ大統領を挙げていた。また、約40%が、自身の投票についてトランプ大統領に対する「反対票」だとしていた。