マラー特別検察官、トランプ氏聴取で弁護団に回答

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トランプ米大統領(左)の聴取に関する弁護団の提案に、マラー氏のチームが回答/Getty Images

トランプ米大統領(左)の聴取に関する弁護団の提案に、マラー氏のチームが回答/Getty Images

(CNN) ロシアによる米大統領選介入問題を捜査しているマラー特別検察官がトランプ大統領の事情聴取を求めている問題で、トランプ氏の弁護団が先月示していた提案に対し、マラー氏のチームから回答があったことが分かった。

事情に詳しい関係者が4日に語ったところによると、弁護団は8月31日にマラー氏の回答を受け取った。

同関係者によると、聴取をめぐっては、トランプ氏が書面で質問を受ける形に重点を置いた交渉が続いている。弁護団は前回条件を提案してから3週間以上、マラー氏からの回答を待っていた。

弁護団はマラー氏側に、トランプ氏への対面式の聴取を大統領就任前に関する質問に限定し、就任後の司法妨害疑惑については書面で質問するよう求めている。

トランプ氏が聴取を拒否した場合、マラー氏は同氏を大陪審に召喚して証言させようとする可能性がある。そうなればトランプ氏側が召喚の是非について、連邦最高裁の判断を仰ぐという事態も考えられる。

トランプ氏が就任後、コミー前連邦捜査局(FBI)長官を解任してロシア問題の捜査を妨害したとの疑惑などについては、大統領としての特権があり召喚は難しいというのが、弁護団の立場だ。

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