「正しい手洗い」97%の確率で不合格、食中毒の原因にも 米調査

米国で、正しい手洗いを実践しているのは100人中わずか3人との調査結果が出た

米国で、正しい手洗いを実践しているのは100人中わずか3人との調査結果が出た

(CNN) 調理や食事前の手洗いは一見単純なように思えるが、実は97%の確率で、消費者は正しい手洗いができていない――。米農務省の調査でそんな実態が浮き彫りになった。正しく手を洗わなければ食品や台所用品に細菌が移り、食中毒の原因になりかねないと警告している。

米疾病対策センターでは、正しい手の洗い方として、せっけんを使って20秒間手をこすり洗いするよう勧告している。手洗いが20秒に満たないと、細菌が十分に除去されないという。

しかし農務省が行った実験の結果、ほとんどの人は手洗いの時間が20秒に満たないことが判明。さらに大多数は、清潔なタオルで手をふいていなかった。

実験はノースカロライナ州のローリーダーラム地区とスミスフィールド地区のテスト用キッチン6施設で行われ、383人が参加した。

その結果、参加者は不適切な手洗いが原因で、約半分の確率で、バーガーを調理する間に調味料の容器に細菌を拡散させていた。冷蔵庫の取っ手に細菌が拡散した確率は11%だった。

農務省の担当官は、「正しく手を洗うだけで家族を守り、食品や台所の主要部分の細菌感染を防ぐことができる」と強調する。

2013年にミシガン州立大学が行った調査では、正しい手洗いができていた人はわずか5%だった。今回の調査は、米国人の手洗い習慣がさらに悪化している傾向をうかがわせる。

手拭き用のタオルについては、タオル100枚のうち49枚で、大腸菌や黄色ブドウ球菌など通常は人体で見つかる細菌が増殖していたという調査結果も発表されている。

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