イラン関連の声明に誤記、すぐに修正 米ホワイトハウス

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誤記をただちに修正 米報道官

ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスが30日夜、イランの核開発問題について出した声明の中に間違いが見つかり、約2時間後に修正された。イランに核開発プログラムが「あった」とされるべき部分が、「ある」と書かれていた。

問題の声明は、イスラエルのネタニヤフ首相が30日の演説で、イランはかつて核開発をめぐりうそをついていたと主張し、その裏付けとされる大量の文書を示したことを受けて発表された。

サンダース米大統領補佐官は東部時間午後7時半ごろ、イスラエルが新たに公開した情報によって「イランには確固とした、秘密の核開発プログラムがある」ことが証明されたとする声明文書を報道陣に送った。

米情報当局の見解によると、イランは2015年に欧米など6カ国と結んだ核合意の下で核開発を凍結しているはずだった。

インターネット上に掲載された声明はその後、午後9時半までに修正された。問題の文章の「has」が過去形の「had」に書き換えられ、従来の見解通り、イランには核開発プログラムが「あった」という意味に直っていた。

米国家安全保障会議(NSC)の報道官は1日、CNNとのインタビューで「声明の文中に誤記があったものの、すぐに気付いて修正した」と述べた。

サンダース氏も同日の記者会見で、間違いが見つかってただちに修正したと説明。「最大の間違いはオバマ前政権が核合意に参加したことだ」と、合意自体に矛先を向けた。

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